トレーナーへの道のり

トレーナーを志していた高校時代、教育実習でいらした先生がきっかけで高校卒業と同時にアメリカンフットボールチームにてトレーナー活動を始めました。

平日はトレーナーの専門学校に行き、週末はグランドへ。最初は何もできず選手とコミュニケーションを取るのも精一杯。テーピングを巻いたりパートナーストレッチをしたり少しずつ出来ることが増えてくるとグランドに行くのが楽しみで仕方がなかったです。
卒業してからはトレーナーだけでは生活できないので平日は会社員、週末はトレーナーという二足のわらじを履いて経験を積んでいきました。治療の出来るトレーナーになりたいと思い、昼間は病院で事務をして夜は東京衛生学園専門学校へ行き嵐のような忙しい3年間を過ごし国家資格を取得。専門学校卒業のタイミングで、知り合いに声をかけてもらいLPGAツアーの帯同の仕事を始めました。
今振り返ると烏兎匆匆。あの日々があってこそ今の私がいます。幸運な事に人にも大変恵まれて、仲間と切磋琢磨出来たことが今では大切な思い出です。
そして、いま有村智恵プロの帯同トレーナーとして仕事が出来ていることは私の誇りです。